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2009年2月27日 (金)

三人官女と五人囃子:その1

我が家にはひな人形があります。
娘の初節句に合わせ、実家の両親が準備してくれたものですが、住宅事情に合わせ、内裏雛だけの、小さいひな飾りです。

飾るのも簡単で、収納スペースもさほど取らないので、大助かりのひな飾り。
しかも、人形はかわいらしい顔立ちで、小さいのにゴージャス感もあり、とても気に入っています。

しかし・・・この頃娘が楽しそうに歌っている童謡「たのしいひなまつり」の内容には合わないのです。
「五人囃子の笛太鼓」もなければ「官女の白い顔」も見られず「赤いお顔の右大臣」もいません。

ママさんは田舎育ちのため、子供のころはずっと7段飾りの雛段を飾っていました。
「たのしいひなまつり」の内容は、自分のひな飾りとぴったり一致していたのです。
でも、普段内裏雛しか目にしていない娘は、歌の内容に全く実感がないようです。

娘の保育園では、毎年大きな雛段が飾られます。歌の歌詞を十分理解できるお人形はそろっています。
でも、なかなかじっくり人形を見る機会はないようで、「ほら、保育園には三人官女、いるじゃない」と言っても
全くピンとこないようなのです。
また、保育園でひな人形を作ったりもしていますが、作るのはお内裏様とお雛様だけ。お付きの人までは作らないようです。

そこで。
ママさんは「せめて三人官女と五人囃子はひな祭りまでに作ろう」と決めました。
もちろん・・・本格的なものではなく、手軽に作ろう、と。

手軽に、なので、材料は折り紙と画用紙です。478
まずは三人官女。
折り紙を折って、お人形の体を作りました。
両端の官女は立ち姿。折り紙を半分に切り、それを半分に折って上半分を体にしています。下半分は折り曲げて、立たせるための支えにしています。
(仕上がりの大きさは折り紙の1/4です。うちの内裏雛は小さめなので、それよりも小さくなるようにしました)477
真ん中の官女は座っているので、折り紙半分サイズで折ると小さくなりすぎるため、折り紙1枚を使って立ち姿の官女のサイズに合わせて折り、不要な部分はカットしました。
続いて、画用紙に顔を描き、首と髪の境界線にハサミで切れ込みを入れ、首の背面に両面テープを貼りつけて折り紙の体の襟部分に差し込み、固定しました。
この三人官女のお顔、意識したつもりはなかったのですが、なんだか娘の顔に似ています(娘も、三人官女の一人を「これ、わたし!」と言っていました)。。

あとは画用紙に描いたお道具類を貼りつけて、できあがり。479

内裏雛の前に飾ってみました。
ぴったりサイズ、です。あ~よかった。

次は・・・五人囃子を作らなくっちゃ。

余談ですが。
三人官女の道具を見たとき、娘は「これ、ぜんぶ わたしがもつ!」と言っていました。
つまりは、「これ、わたし!」と言ったお人形に全部を持たせたかったようなのです。
娘が寝てからこっそり仕上げたので・・・明日朝の娘の反応が楽しみなような、怖いような。。

―つづく―

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コメント

三人官女のうちの一人は既婚女性で「お歯黒眉なし」じゃなかったっけ?
でもそれじゃあ娘ちゃんは怖がるかな?

スッピンママさんの眉なしに慣れてるから大丈夫か

投稿: げー | 2009年3月 2日 (月) 09時13分

自分が子供の頃のお雛様って、なんだか少々怖かったりもしたけれど、最近のお雛様って、結構可愛らしい顔をしています。だから、作ったものもなるべくかわいらしく、を心がけて作りました。
やっぱり、怖がられるとイヤだからね。

ちなみに。
ママさん、すっぴんでも眉ありますよ~。

投稿: ともぬいママさん | 2009年3月 2日 (月) 22時51分

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