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2009年2月26日 (木)

ラッパが欲しい

デパートのおもちゃ売場に出かけると、娘が必ず「ほしい」というものがあります。
プリキュアグッズではありません。

それは、アンパンマンの「ラッパ」(下の写真の商品です)。
アンパンマンの、ではなくてもいいようなのですが、とにかく「ラッパ」が欲しいようなのです。

今よりもずっと小さい頃から娘は売り場でラッパを見かけるたびに「ほしい」と言い続けてきました。
しかし、意外と肺活量のありそうな、パワフルな娘にラッパを与える勇気がありませんでした。
だって、騒音公害を引き起こしそうですから。

半年ほど前のこと。ファミレスで食事をした際に、好きなおもちゃを1つどうぞ、と言われ、ホイッスルをもらったことがありました。
娘は「せんせいみたい~!」とそれはそれは大喜びし、嬉しそうに鳴らしていました。

最初のころは遠慮しながら「ピロロロロ~」と鳴らしていたのですが、次第にパワーアップしていき、
「ピー!!!ッ」と大音量で、しかも耳元で突然鳴らされたりするようになり、大人は大変困りました。
娘が寝ている間に、こっそり捨ててしまおうかと思ったこともあるくらいです。

そのうち、ホイッスルは時々鳴らす程度に落ち着いたのですが、それでも鳴らすときは大音量。
常に全力で鳴らしてくれます。

というわけで、そんな娘にラッパなど買い与える気分にはどうにもならないのです。

しかし。
先日アンパンマンのラッパを見かけた際、娘は「4さいのたんじょうびに、このラッパをかって」と言いました。
年に一度の誕生日プレゼント、我が家では唯一欲しいといったものを買ってあげるという大イベントなのに、欲しいものがおもちゃのラッパ。。
娘の熱~い熱意が感じられたので、4歳の誕生日には(ついに!)ラッパを買ってあげる約束をしました(ちなみに誕生日は10月。そのうち娘の気が変わるかもしれないですけれどね)。448

先週、ママさんがねんどドーナツを入れるための箱を作っていたとき、娘はママさんが使っていた折り紙を「ちょうだい」と言って、2枚ほど持っていきました。
何をするのかな?と思っていたら、円錐状に丸めて、「ほら、ラッパになったよ」と言って、吹く真似をしました。

確かにラッパ。しかし、そのままでは音が鳴りません。449 450
そこで、以前作ったストロー笛(ストローの先4,5cmくらいを、ちょっとつながった状態にカットし、切った面をつぶして、ホチキスで留めたもの。写真を参照ください)をラッパに刺してあげました。
ストローの空洞が振動するだけの音なので、大した音は出ません(「スゥ~」という音がします)が、それでも紙だけの状態よりはそれらしくなりました。
娘は大喜び。このラッパを吹いて、吹いて、吹いて。ヨダレだらけにしても吹き続けていました。

あまりにも喜んでくれたので、今度はもうちょっと音量のあるラッパを作ってみようかなと思っています。
でも、そしたら・・・誕生日プレゼントが変わってしまう、かなぁ。

注:ストロー笛は簡単にできますが、あまり小さいお子様には向きません。ホチキスの針を使っているためです。
一応ホチキスの針の上からセロテープを貼って、直接触らないようにしていますが、
うちの娘も何度言って聞かせても針の部分までくわえてしまい「いたい・・・」と言っています。どうも、エキサイトしてくると注意されたことを忘れてしまうみたいです。

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