手づくり幻灯機
昨日、一昨日と、お話をつくる遊びを紹介しましたが、
実は娘が一番(たぶん)好きなお話づくり遊びは、手づくり幻灯機を使ったものです。
以前、娘と影絵遊びをしようと思って、100均で懐中電灯を購入し、アンパンマンやドキンちゃんなどの人形を厚紙で作って遊んでみたことがありました。
しかし、光が弱かったようで、壁に映した人形の輪郭が不鮮明で、しかも懐中電灯の明かりの影(電球の影)が邪魔になったりして、思ったようにはうまくいきませんでした(娘の反応もイマイチでした。「懐中電灯」自体は気に入ったみたいでしたが)。
そこで、「描いた絵を壁に映したら面白いかも・・・」と思い、幻灯機を作ってみることにしました。せっかく買った懐中電灯ももったいないですし。
しかし、作り方を調べて色々工夫してみたのですが、なかなかうまくいきませんでした。
結局、下手に手を加えるよりも、透明版(プラ板)に描いた絵に直接、懐中電灯の明かりを当てるのが一番きれいに写りました。ただ、電球の影が絵の上にかかり、どうしても邪魔になってしまいました。
ママさんが困っていると、パパさんが「なんとなく、わかった」と言って、牛乳パックを切って、その影をなくしてしまう箱を作ってくれました。
写真の牛乳パックの窓の奥に見えるのが懐中電灯です。
つまり、懐中電灯の明かりの一部だけを壁に投影して、電球の影を含んだ光は牛乳パックでふさいでしまう、というアイディアです。
パパさんは光源(懐中電灯)と光を通す窓の距離が固定できるように、と懐中電灯を固定する台も牛乳パックの中に取り付けてくれました。
この窓の部分に、プラ板で作ったフィルムを通せば、見事に幻灯機の出来上がり!です。
部屋の電気を消して、懐中電灯の明かりを付ければ、プラ板フィルムに描かれた絵が壁に映し出されます。
真っ暗な状態で見るのが一番、なので、娘が寝る前に部屋の明かりを消して、この幻灯機を使ったお話を時々楽しんでいます。
毎回同じ絵では飽きるだろうと思い、描き足し続けて、今は4本のフィルムがあります。
娘が一番好きなものは、一番新しいもの、です。
やっぱり、飽きるんですねぇ。
ちなみに、一番新しいものは、写真の一番下のものです。今日作った最新作ですが、作っている途中から娘に「よんで!よんで!」と言われ、既に4回読まされました。
明日、このフィルムのお話を紹介します~。
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