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2009年3月14日 (土)

ラップの芯でくるくる絵本

昨日、メグミルク(日本ミルクコミュニティ株式会社)HPに掲載されている「くるくるげきじょう」の作り方を参考にくるくる回して見る(読む)絵本を作ったことを紹介しましたが、
その「くるくる絵本」を作る前に、紙をくるくる巻いてお話を作って楽しんだことがあります。
くるくる絵本の原型、とも言える感じのものです。

紙を長~く貼り合わせ、その端をラップの芯に留め、くるくると巻きつけただけの絵本です。紙を広げていくと、徐々に絵が現れてくるという仕組みなので、ラップの芯まで到達したらお話はおしまい、です。

絵が進んでいることがわかりやすいように、と娘が散歩をしながら道を進んでいくという設定にしようと思い、最初は紙を少し伸ばして道を描き、スタート地点に女の子を一人描きました。
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ここからは娘と一緒に話をしながら描き足していきました。
ちなみに、この頃の娘はまだアンパンマンが大好き!でしたので、登場人物はアンパンマンのキャラクターたちばかりです。

「ここにいる女の子。これからお手紙を届けに行きます。この道を進んでいくと、さて、誰が出てくるかな?」
「う~ん・・・ドキンちゃん!」
少し考えた娘は、大好きなドキンちゃんと最初に出会うことになりました。
(ママさんは急いでドキンちゃんの絵を描きました5452

「さて、次は誰がやってくるかなぁ?」
「おばけがでてくるの~」娘がマジックを手にして、アンパンマン顔のおばけを描きました。
「うわぁぁぁ~」ママさんは大慌てでしたが、娘は楽しそうです。

おばけを越えると、お花畑が見えました。
(もちろん、ママさんが花を描きます)
そして、楽しく歌って踊っている てんどんまん と かつどんまん が「こんにちは~」とやってきました。

でも、散歩は楽しいことばかりではありません。5462
道に大きな石が転がっていて、通ることができません。バイキンマンのいたずらです(ママさんが道に大きな石を描きました)。
「どうする?」と尋ねると、
「こっちをとおればいい」と、石の右側を指しました。
「・・・まぁ、そうだねぇ」ママさんはちょっと意地悪をしたつもりだったのですが、娘はあっさりとそれをかわしました。

その後はカバオくん、ウサオくんやホラーマンがやってきて、一緒に道を進んでいき、ゴールとなるパン工場に到着しました。
無事、お手紙を届けることができました。

・・・というのはママさんが描いた話ですが、娘は次々にアンパンマンの仲間たちが登場することに大喜びで、ストーリーはさほど気にしていないようでした。

しかし、形の決まった絵本とは違い、登場人物を増やしたり、手を加えたり、ということが簡単に出来るし、ストーリーも毎回違っていてもいいので、お話作りの遊びはとても楽しめます。
娘がアイディアを出してくれたり、ヒントをくれたりするので話が意外な展開になったりもして(今回の「おばけ」みたいなものです)それでも、何とかつじつまを合わせて話を続けようとママさんは頭をフル回転させるので、「頭の体操」(ボケ防止?)にもなっています。

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