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2009年3月13日 (金)

くるくる絵本

メグミルク(日本ミルクコミュニティ株式会社)のHPに、「牛乳パックで作ろう-楽しい工作-」というサイトがあります。
文字通り、牛乳パックを使った工作が数多く紹介されています。
内容は様々ですが「はぁ、なるほど~」と感心してしまうものもあり、作品写真を見ているだけでも楽しめます。

ママさんがこのサイトを見ながら作った工作、「くるくるげきじょう」を紹介します。

まずは簡単に作り方を紹介しますね(詳しくは上記会社のHPをご覧ください。「くるくるげきじょう」はこちら)。
1.牛乳パック(500mlサイズ)に窓を開けます。
2.その窓の上下に針金を通し、牛乳パックの外側に出た部分を曲げて取っ手(ハンドル)を作ります。
3.窓からちょうど見えるサイズの幅に切った帯状の紙に絵を描き、その両端をそれぞれ2.の針金にくっつけます。
4.ハンドルを回して絵を針金に巻きつけたら出来上がり。ハンドルを回せば絵が回ります。

針金を付けると、娘に触らせるのには注意が必要だなぁと思ったので、穴を大きめに開けて、ストローを通しました。
曲がるストローを通せば、ハンドル部分も作るのも簡単です。曲げて、長さを調整して、テープを巻きつけて止めれば出来上がり、です(写真をご参照ください)。
それから、わが家は1Lサイズの牛乳パックしか買わないので、半分の大きさに切って使用しました。5362

この工作の一番重要なところは、何と言っても中に入れる「絵」です。
最初は「何だろう・・・」と思わせ、最後には「うわっ!」と驚くような絵、というのが理想です(見本は「傘おばけ」の絵です)が、娘を怖がらせるようなものは駄目だし、と思い、お話を描くことにしました。

題材は、アンパンマンです(作ったのはまだ「プリキュアデビュー」する前でした)。

あらすじはこんな感じです。53925372_2
―お星さまのパパ、ママ、ぼうやがパン工場を訪ねてきました。今生まれたばかりの星の赤ちゃんを探しているんです、と。
パン工場のみんなも一緒に探すことに決め、アンパンマン号で出発しました。
途中、アンパンマンの仲間たち、さらには「ねがいぼし・かなえぼし」に変身したバイキンマンとドキンちゃんも加わりました。
しょくぱんまんと一緒にいることができて、喜ぶドキンちゃん。でも、そのとき、本物の「ねがいぼし・かなえぼし」が現れました。 54125402
自分が偽物であるとばれてしまい、がっかりするドキンちゃん・・。しかし、みんなは笑顔です。だって、みんなの願いがかなって、
星の赤ちゃんが見つかったのですから―

ちなみに、「ねがいぼし・かなえぼし」というのは、アンパンマンに登場するキャラクターで、七夕の夜、みんなの願いを叶えるために登場します。

このお話、実はママさんが話を描こうと思って切った紙に、娘が星形のシールを適当に貼ったので、どうしようかと思っているときに思いつきました。
それなりに筋が通っているストーリだし、娘の好きなドキンちゃんも登場するし、なかなかの出来だと思います(自分では)。
娘が貼ったシールが功を奏しました。

娘もこの話を気に入って「もういっかい!もういっかい!」と何度もリクエストしてくれました。ママさんはそのたびにせっせと紙を巻いては話をしました。
話を書いているわけではないので、毎回少しずつ話は違うのですが、それでも大喜びしてくれるので、時には反対側から話を始めてみたり、なんてこともしたりと色々と遊ぶことができました。

今でも時々娘はこの牛乳パックを手にして、絵をくるくる回しては自分でお話を楽しんでいるようです。

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