「飛び出すカード」を作ってみました

ポップアップカード、いわゆる絵が「飛び出すカード」を作ってみました。

先日図書館で「しかけえほんを作ろう！」（青津優子著／大日本絵画）という本を借りました（すいません、写真画像がありません）。
本の中には、飛び出すしかけの作り方が色々と紹介されているだけでなく、小学生くらいの子供たちが作った作品の写真も載っていました。
小学生に出来るのならば、きっとママさんにも簡単にできるだろうし、作ったらきっと娘が喜ぶだろうと思い、手に取りました。

娘もこの本に掲載されている作品の写真を見ては「うわぁすごいねぇ、これ」と言っていましたが、なかなか作る機会がなく、そうしているうちに本の返却日が近づいてきました。

ようやく焦ってきたママさんは、やっと仕掛けづくりに挑戦してみることにしました。

何が飛び出したら娘が喜ぶかな、と考えた末、娘がマイクを持って歌っている絵を飛び出させることにしました。
以前、マーブルチョコの空き容器（筒）とガチャガチャのカプセルでマイクを作ったのですが（こちらを参照してください）、非常に気に入っているようで、未だに愛用してくれています。
誕生日にプレゼントした王冠をかぶり、マイクを握って、しばしばコンサートごっこをしています。
だから、娘ががステージ用の衣装を着て歌っている姿が飛び出せば楽しいだろうなぁ、と思ったわけです。

さて、今回挑戦した仕掛けは、簡単にできる上、比較的大きな絵が飛び出します。
まず、台紙となる画用紙を半分に折ります。
半分に折ったままで、折り目のついた辺を少し折り返し、この部分を内側に折り込みます。
画用紙からはみ出さないように調整しながら飛び出させる絵を描き、内側に折り込んだ箇所に貼り付けます。

これだけで、マイクを持つ娘が飛び出す仕掛けは完成です。

この娘の絵ですが、一応、モデル（娘）を見ながら描きました。
ママさんは最初、娘そっくり！な顔を描いたのです（パパさんも「あ～、それっぽい」と評価してくれました）が、モデル本人が「それ、わたしじゃない！！」と腹を立てました。
しょうがないので、モデルの好みに合わせて修正し、「うん、いいかんじ！」と了承を得た絵を使うことになりました。実物よりも目はぱっちり、お姉さん顔です。

背景に、娘が歌っているステージを描いている途中、ふと「観客も立ち上がるようにしたら面白いかも」と思いつき、帯状に切った紙を半分に折って少し角度をつけ、貼りつけることにしました。
観客は誰にしようかな・・・と思っていたら、娘に「プリキュアがいい！それから、パパとママ！」と言われました。
プリキュアですか。。
プリキュアの顔を描く自信がなかったため、後ろ姿を描くことにしました。プリキュアに変身していない、普段の姿の3人と、妖精さん達、それから、パパさんとママさんです。
スペースが余ったので、アンパンマンとドキンちゃんも追加しました。こちらは顔も描き慣れているので、横顔を見せています。

観客を貼りつけて、さらに台紙を飾る色画用紙を貼りつけて、出来上がりました。

カードを開くと・・・
歌っている娘が飛び出し、それを応援している観客が立ち上がります。

完成品を見た娘は、とても満足そうでした。自分の要望通りのものが出来上がったわ！という感じでしょうか。
「ねぇねぇ、プリキュアたちは なんていっているかなぁ」とママさんに尋ねるので、
「きゃ～！かっこいい～！・・・かな？」と返すと、
すぐに「じゃあ、アンパンマンは？」「ドキンちゃんは？」と、立て続けに自分のコンサートの観客達の反応をママさんに確かめました。

試しに、普段は非常に恥ずかしがり屋の娘に「じゃあ、ホントにこんな風にみんなの前で歌える？」と尋ねてみると、
「うん！できるよ～！！」と元気に答えてくれました。
カードを作っている途中にも「（絵ではなくて）わたしがあそこ（ステージ）でうたいたい！」なんて言っていた娘・・・。目指せアイドル？？