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2009年5月26日 (火)

得意な「ヒモ通し」でかばん作り

先週、保育園に娘をお迎えに行ったときのこと。9612
部屋からバタバタと走って出てきた娘は、「これ、つくった~!」と言いながら、手に持っていた携帯?を見せてくれました。

それは、ティッシュの空き箱のような厚紙を細長く切り、穴あけパンチで穴をたくさん開けたところに、毛糸を通したものでした。
どうやら、本来の目的はヒモを通す練習をすることだったようですが、娘は単にヒモを通すだけでは飽き足りなかったようで、長方形の端っこにハート型の厚紙を付けたして、「ハートのかざりつきのけーたい」を作ったようです。

この「けーたい」の出来栄えには非常に満足していたようで、家に帰るまでの間、ずっと手に握りしめていました。
帰り道はママさんに「これ、いいでしょ~。わたし、プリキュアだから、ハートがついている(携帯を持っている)んだよ」と自慢をし、家に帰ってからは、今度はパパさんに「これ、すごいでしょ~」と自慢していました。
このご自慢の品は、今は大事に?おもちゃ箱の中に入っています。

さて。週末のこと。
夕方、家の中での遊びに飽きた娘は、つまならさそうにしていました。
何か娘が楽しめることはないかな~と考えたママさんは、娘が作ってきたハート付きの携帯のことを思い出しました。

牛乳パックを手にして、チョキチョキとハサミで切り始めると、娘は「ね、ね、なにするの?」と興味津々な様子でママさんに近づいてきました。
そこでママさんは「ハートのカバンを作ります。でも、作るのはママではありませんよ~。頑張って作ってね~」と言いました。
「え、わたしがつくるの?どーやって?」 娘は「自分が作る」ということをすぐに悟ってくれました。

「ちょっと待ってね~」と声をかけた後、牛乳パックをハート型に2枚切り取って重ね、その周りに穴あけパンチで穴を開けました。そして、裁縫箱の中で眠っていたリボンと一緒に、娘に手渡しました。

「はい、このリボンを穴に通してください。ちゃんと順番に通してね」
「え~、どうやって~?」娘は、最初は戸惑っていましたが、ママさんが横で見ながらいくつかの穴にリボンを通すと要領を得たようで、
「あとは一人で出来るかな?」と言うと、「うんっ!」と返事をして、黙々と作業をしていました。

時々、ママさんが様子を窺って近づくと・・・「いま、はりをつかっているから、ちかづいちゃだめっ!あぶないからねっ!」と裁縫をしている時にママさんが娘に言うセリフをそっくり真似されました。娘はこのリボン通しの作業は「針仕事(ごっこ?)」だと思って行っていたようです。 9622_29632

しばらくして娘が「できたっ!ママ、できたよ!」とママさんを呼びました。
娘が見せてくれたカバンは・・・ちゃ~んと全部の穴にリボンが通されていました。実は、リボンを通すのはちょっと難しいかなあと思っていたのですが、その「ちょっと」難しい加減がちょうど娘の意欲を掻き立てたようです。

リボンの端と端を結んで、9582「はい、出来上がり。よく頑張ったね~」と娘に出来上がったものを渡すと、嬉しそうに笑い、早速そのバッグを自分の首に掛けていました。

ハート型に仕上げたおかげで、自称プリキュアの娘の変身アイテムにこのカバンが加わりました。
工作を終えた後、キュアベリーに変身してプリキュア(録画)を見ていた娘の首には、しっかりこのカバンが掛けられていました。

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