おりがみ、しよ～！

昨日紹介した「親子であそぼう！ おりがみようちえん」（山口真著／西東社）という折り紙の本の影響か、娘に突然折り紙ブームが訪れました（昨日の記事はこちらです）。
朝から、折り紙を入れたケースを片手に「ママ、おりがみ、しよ～！」とママさんを誘います。

この日。最初に作りたいと言ったのは「カメラ」でした。
「やっこさんの袴」をちょっと変形させて作るこのカメラは娘のお気に入りで、ママさんはしょっちゅう「つくって～」と言われるのですが、今朝は「じぶんでつくるから（作り方）おしえて～！」と張り切っていました。

そこで、ママさんと娘が、それぞれ1枚ずつ折り紙を持ち、ママさんの折り方を見ながら娘が自分の紙を折りました。
ママさんが折るのをじ～っと見る娘の目があまりに真剣だったので、「折り間違えてはいけない・・」と少々緊張し、手に汗をかいてしまいました。。
人に折り方を説明する際には、自分がその折り方を熟知してないといけないんですね～。

娘は、折り方はしっかり真似できていましたが、折り目の付け方が緩くて、すぐに紙が開いてしまい、「できな～い・・・」と半泣きになっていました。
そこで、折り目はしっかりと、指で押さえてつけるんだよ、と教えてあげると、丁寧に、ぎゅ～っと折り目をつけるようになりました。
苦心の末、無事、娘作のカメラが出来上がりました。 難しいところはもちろん手伝いましたが、ほぼ自分で折りあげることができたので、満足そうに笑っていました。

しかも、ママさんのは折り目がぴっちりしすぎて、シャッターが切り（開き）にくかったのですが、娘のはちょうどよい加減に仕上がったようで、軽くシャッターが切れました。
「ママのは、かたいんだよ。ちょっとゆるくしてあげるね」と言って娘がママさんのカメラのシャッター部分を折り直してくれたら、ホントに軽くシャッターが切れるようになりました。娘のほうが上手でした・・・。少々ショックでした。。
（ちなみに、水色が娘の、オレンジがママさんの作ったカメラです。）

保育園（ママさんは仕事）に出かける時間になり、一旦折り紙は中断しましたが、帰ってからまた折り紙の続きをしました。

今度は上記の「おりがみようちえん」の本に掲載されている「マヨネーズをつくりたい！」と言いました。
ママさんも、これは折ったことがないので、本を見ながら折りましたが、折り方は比較的簡単で、子供でもちょっと手を貸してあげると上手に作ることが出来ました。
重要なポイントは、折り紙の色選び、でした。
マヨネーズらしい色、クリーム色と、赤色キャップの組み合わせで、なんとなくそれらしい仕上がりになったかな、と思います（うちはキューピー派なので、赤キャップですが、味の素なら白キャップですね。。）。
「みて～！マヨネーズできたぁ！」
仕上がりに大満足の娘は、パパさんにマヨネーズを見せて自慢していました。

「これ、色を変えると、ケチャップにもなるんだって。」本に紹介されていた、この折り紙の応用法を娘に見せると、
「つぎはケチャップつくる～！」言って折り紙を手にし、ケチャップを作りました。キャップはまた赤ですが（ママさんは白を勧めたのですが。）紙をオレンジ色に変えただけでケチャップらしく見えます。
ママさんは、折り方も少々変えて、茶色に白キャップでソースを作ってみました。

調味料ばかり、ですが、たくさんそろったことに娘は喜び、マヨネーズのキャップを取って、食べる真似をしたり、ソースを飲む真似をしたり・・・して遊んでいました。
ホンモノだったら、絶対にできない（させない）ことですね。。