おもちゃのロープウェイ
もう数か月前にもなりますが、娘は保育園の園外保育で、お友達と一緒にロープウェイに乗りました。
娘は赤ちゃんの頃からマンション暮らしのせいか、高いところが平気、と言うか・・・むしろ大好き!です(親は2人とも少々高所恐怖症です。。)。
そんな「たかいところ、だ~いすき」な娘は、ロープウェイに乗ったのがとても楽しかったようで、数か月経った今でも「ロープウェイごっこ」(ロープウェイに乗る、という設定を楽しむだけ、です)をしたり、山を見ては「ロープウェイにのりた~い」「また のりにいこうね~」と言います。
(注:娘が乗ったロープウェイというのは、徳島市内ならばどこからでも見える山「眉山」に登るロープウェイです。)
娘があまりにも「ロープウェイ」のことを言うので、このままだとホントに近々ロープウェイに乗りに行くことになりそう・・・と思ったママさんは、工作で娘のロープウェイ熱を少々抑えることにしました。
材料は、半分くらいに切った牛乳パックです。
仕掛けは至って簡単。横にした牛乳パックの上に、短く切ったストローを2つ貼りつけて、そこに長い糸を、片側が輪になるように通します。
輪になっている部分を、机の角やドアノブに引っ掛けて、糸の端を外向きに引っ張れば、牛乳パックは上に登ります。
糸を内向きに揃えると、牛乳パックはスルスルと下に降りてきます。
娘の気持ちをつかむために、この単純な仕掛けのロープウェイを楽しく飾ってみました。
まずは、切り取った残りの牛乳パックを切って、穴をふさぎ、印刷面を隠すために画用紙を貼りつけ、シールを貼って窓をつけました。
だいぶロープウェイらしい感じになりましたが、これでは終わりません。
ロープウェイの側面に、ちょうど半分くらいの幅のプラ板をとりつけました。ここに、乗客を乗せる(挟み込む)んです。
乗客は、とりあえずは娘、パパさん、ママさん、です。厚紙に絵を描いて、切り抜きました。
さらに、ロープウェイの前と後ろの面に顔を描きました。
あとは、糸の両端に持ち手(キッチンペーパーの芯)を付け、糸を引っ掛けやすいように太めの糸で輪を作って結びつけて、出来上がりました。
(説明不足の点は、写真をご参照ください。すいません、説明足らずだと思います。)
出来上がったものを持って、娘を遊びに誘ってみました。
(ママさん)「ロープウェイしようよ」
(娘)「ロープウェイ?・・・うわぁ、すごいっ!」「ど~やるの?」
(ママさん)「持ち手を持って、ヒモを外側に引っ張ると登ります。で、ヒモを真っ直ぐにしたら降りてきます(と言いながら、お手本を見せました)。」
(娘)「やる~!!」
娘は夢中でロープウェイを昇降させました。
「ロープウェイちゃん(娘がいつの間にか名付けました)がしゅっぱつしま~す!」
「のぼりま~す」「とうちゃくです、おりるひとはおりてくださ~い」
「おりますよ~、いいですか~」「しゅるしゅる~、はい、おりちゃいました」
娘の動かし方が激しいので、途中で厚紙製の乗客が倒れました。
「あらら、パパとわたしが「うわぁぁ~」って、たおれちゃった」と言って、厚紙を挟み直し、またまた昇降させていました。
このおもちゃのおかげで、娘にとってのロープウェイと言えば、今はこのおもちゃのことを指しているようです。しばらくは、「本物に乗りたい!」熱が落ち着いてくれるかもしれません。頑張れ、ロープウェイちゃんっ!
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