「もやしもん」の絵本

今日は先日買った絵本を紹介します。

マンガ「もやしもん」をご存知でしょうか。
世界初？「菌」をキャラクター化した、菌マンガと言われているマンガです。

「菌」（微生物、ウィルスを指しています）が見える＆しかも菌とお話できる、という特異体質を持つ主人公「沢木」が、某大学の農学部に進学したところからストーリーが始まります。
舞台は大学なので、学園モノと言えなくはないですが、ストーリーの中心にいるのは「菌」なので・・・菌に少々でも親しみがある人々が好むマンガだと思います（つまり、興味のない方は読むのが辛いかも。。実はママさんは親しみがある人々の一員です）。菌たちは、本物とは似ても似つかぬ、かわいらしい姿に描かれているんですけれどね。。

さて。
この「もやしもん」に登場するメインキャラクター「オリゼー」の絵本が出版されました。
「絵本」です。完全に子供向けの「絵本」です。ちなみに「オリゼー」とは、発酵食品である「みそ」等の中にいる菌です。つまり「いい菌」です。

肝心の「子供向け」絵本の内容はというと・・・
この「いい菌」オリゼーが、子供たちに手洗いの重要性を説明した上でその方法を伝授してくれる、というもので、タイトルはずばり「てをあらおう」です。

そとから帰ったら手を洗おう。ごはんの前にも手を洗おう。
なぜなら、菌の中にも「わるい菌」がいるから。
「わるい菌」が体に入ると、おなかがいたくなったり、かぜをひいたりするよ。
だから、ただしい方法で、きれいに手を洗おう。

・・・と、こんな感じの内容です。手の洗い方は、かなり分かりやすく描かれています。うちの娘は早速やり方を真似して手を洗っています。
なお絵本に登場するのは、「いい菌」オリゼーのほかに、「わるい菌」（大腸菌O157やインフルエンザウィルスなどなど）、それから漫画の登場人物「さわき（沢木）」と「はづき（葉月）」です。

うちの娘は、ママさんの影響により、オリゼーのことはよく知っています。みその中にいる菌だということも知っています。
「オリゼーは、おみそつくるんだよね」「なっとうは、ナットーがつくるんだよね」・・・などなどの知識も持っていますが・・・役に立つかどうかは分かりませんね。雑学です。

そんな娘のため（？）に、パパさんがこの絵本を買ってくれました。
発売早々に購入したので「初版本」です。
「初版本」限定！で、シール（写真のもの）が添付されています。
（娘に本を見せる前に、パパさんが素早く本から外していました。娘はまだシールの存在を知りません。。奪われると、どこに貼られるか分かりませんからね。）

もうすでに重版されているらしいので、シールが添付されている初版本は既に売り切れているかもしれません。
シールが是非欲しい！という方は急いで書店でお確かめください。
ちなみにこの本、近くの書店では「児童書」コーナーに置かれていました。子供向け、ですからね。

「もやしもん」になじみのなかった方も、是非一度、書店で手にとって見てください。
キャラクターはかわいらしいですし、本全体がカラフルです。字は（子供でも読めるように、だと思いますが）大きく、ほぼひらがなで書かれています。

娘はこの本を手にして以来、「ねぇ、オリゼーのえほん、よんで～」と何度もママさんに読ませました。おかげで、肝心の「手洗いの重要性」と「手の正しい洗い方」を熟知し、親に教えてくれるくらいになりました。。      

てをあらおう (えほんもやしもん きんのオリゼー) 著者：いしかわ まさゆき