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2009年11月11日 (水)

ほぼ娘作:紙皿のおもちゃの時計

ある日の夕方のこと。
ママさんが夕食を作っている傍らで一人遊びをしていた娘が「おべんきょう、する~」と言って自分の机に向かい、メモ帳を開いて、何やら文字を書き始めました。

しばらくすると「できた!」と言って、ママさんのもとにそのメモ帳を持ってきました。
「みてみてっ!じょうずにかけたよ」と言うので、
「何を書いたの?」と言いながらメモ帳を覗き込むと、1から10までの数字が書かれていました。
順番に並べて書かれたわけではないので、解読作業は必要でしたが、それでもちゃんと「数字」だと分かりました。いつの間にこんなに書けるようになったんだろう、と感心しました。

そして思わず「これだけ数字が書けたら、時計が作れるねぇ」と言いました。

「え?とけい、つくれるの?」
「うん、だって、時計に書かれている数字って、1から12まででしょ。これだけの数字が書けたら、作れるんじゃない?」
「うんっ!とけい、つくりたい!つくるっ!つくるっ!ど~やってつくるの~?」

ママさんの思いつきに、娘が飛びつきました。こうなれば、即実行、しかありません。
しかし、夕飯はまだ出来上がっていなかったので・・・出来る限り、娘1人で作ってもらおうと思い、作戦を考えました。

「じゃあ、まずは画用紙に、1から12までの数字を書いて」と、娘に色画用紙を手渡しました。
「数字と数字は、なるべく離して、間を空けて書いてね」と言ったのですが、娘にはそれが難しかったようで、色画用紙に鉛筆で薄くマスを書いて、その中に数字を書いてもらうことにしました。17132

マスのおかげで、どこに数字を書けばいいのかが明確になったようで、娘はスラスラと数字を書きました。
「できたよ~!」

「じゃあ今度は、その数字をハサミで切ってね」17142
「わかった~!」
娘はチョキチョキ・・・と、マス目に沿って数字を切り離しました。
「できた~!つぎは?」

「えっと、じゃあ、紙皿にその数字を貼ろうか。」
紙皿は、数字が並ぶ箇所にママさんが両面テープを貼ってから手渡しました。
娘はホンモノの時計(壁掛け時計)とにらめっこしながら数字を貼りました。17162
「12」を上に、数字が全て読めるような方向に貼るのは難しかったようですが、時々手助けをして、なんとか全てを貼ることが出来ました。
「できた!」

「じゃあ、時計の真ん中に、好きな絵を描いて」17182
「ハートにする~!」娘は紫色の蛍光ペンで大きなハートを描きました。
「こんどは~!」

「じゃあ、針を作らなきゃね。色画用紙に、ママが鉛筆で描いてあげるから、それを切ってね」
「うん、わかった~!」17192
娘が切った、ギザギザの針。これを牛乳パックに貼り付けて補強し、ギザギザの風合いを失わないように気をつけながら切り抜き、根元の部分を重ね合わせて目打ちで穴を開け、割りピンを使って、本体の中心に止めました。

無事、「ほぼ」娘作、の時計が出来上がりました。
「わ~、ほんとにとけいができたよ~。17202すご~い。わたしって、すごいねっ!」娘は大満足。 自作の時計を、ホンモノの時計の時刻に合わせたり、自分の好きな時間に合わせたりして遊んでいました。

夕食を作りながら、の工作だったので、ほぼ娘が一人で作ってくれたのは助かりました。でも、思いのほか娘の作業が早かったため、夕食を作る手は時々止まり、こちらの完成には思いのほか時間がかかってしまいました。。

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