ねんど製デコレーション de ケーキ

先日作った軽量ねんど製のケーキ用デコレーションパーツたち。
キャンドル、ホイップクリーム、チョコレート、フルーツを模ったねんどは全てつまようじに固定していました。

つまようじに刺していたのは、もちろん「ある」目的があって、のことでした。
その目的とは、「段ボール製のケーキ土台に飾って、デコレーションケーキを作って遊ぶ」ことです。

以前、パパさんの誕生日を祝う際に、飾り用として段ボール製のケーキを作りました（写真）。
段ボールを細長く切って丸めた土台に、画用紙に描いて切り抜いたキャンドルやイチゴをつまようじに貼り付けたものを飾りつけたものです。
段ボールの波形の隙間につまようじを差し込んで飾りを固定することができます。
娘はこのケーキを気に入り、パパさんの誕生日が終わった後もしばらくこのケーキで遊んでいました。

それからしばらく経ってからのこと。

おもちゃ屋さんに見本として展示されていた、ケーキのおもちゃでの遊びに娘が夢中になり、しばらくその場を離れなかったことがありました。
そのおもちゃというのは、ケーキの土台部分にデコレーションを差し込む穴が開いており、その穴の中にデコレーションを飾って遊ぶ、というものでした。
遊びに夢中になり過ぎてその場を離れようとしない娘を見ながら、「この遊びって・・・家でやったことのある遊びの進化形だよねぇ・・・」と思っていました。

そこで、今回軽量ねんどを使って、ケーキの飾りをより立体的、よりリアルなものに進化させてみた、というわけです。

これならきっと娘も夢中になって遊んでくれるハズ。
部屋の奥にしまい込まれていた段ボール製ケーキの土台を出し、娘に「ケーキを作って遊んでみない？」と言ったら、「うんっ！やりた～い！」と飛びついてきてくれました。

「まずはぁ、チョコレートっ。」
「つぎは、ママのすきなくだもの～」
「ろうそくもたてなきゃ。5さいのたんじょうびだから、5ほんねぇ。」
「ママ、クリームすき？いっぱいがいい？」

色々な種類のケーキが作れるようにと思い、色々なパーツを作ったのですが、娘はあるだけ全てのパーツをケーキにのせないと気が済まないようで・・・もうどこにもパーツを差し込む余裕がないくらい、とにかく盛りだくさんのデコレーションが施されたケーキが出来上がりました。

「ママ、ケーキができたよっ！きょうは、ママの5さいのたんじょうび、ねっ！おめでと～！！」
（ママさん）「あ、ありがとう・・・。」

この後、幾度もケーキを作ってはママさんの誕生日会（5歳の・・）をする遊びを繰り返しました。

パーツがカラフル、かつ立体的になったことで、娘にとって、とても魅力的なおもちゃに変身してくれたようです。顔を輝かせて遊ぶ娘を見て、ヒット作ができた！と嬉しくなりました。