へのへのもへじ
娘のクリスマスプレゼントとなった絵本の一冊に「ひらがなだいぼうけん」(宮下すずか/偕成社)がありました。
この絵本は、ひらがなの文字達が主役で、文字の形や組み合わせ方をうま~く使ってお話が出来上がっています(例えば、「ち」を裏返すと「さ」になる、などなど)。
ママさんも、娘に読み聞かせながらも話の展開に「は~なるほど」と思わず感心してしまいました。
ひらがなを覚えようとする幼児よりも、文字をすっかり覚えた子供のほうが楽しめそうです。大人でも十分に楽しめる内容です。
一冊の中に、お話が3つ入っています。お話は少々長めで、文字の形を使ったお話のために挿絵がよく見える明るい場所での読書向け(寝かしつける際に読むには不向きです)ですが、「ひらがな」を楽しく覚えられることは間違いないと思います。
(気になる方は、是非書店で手に取ってみてください。児童書コーナーにあると思います。)
ひらがな練習中の娘も、この絵本はとても気に入ってくれました。おかげで、ひらがなを全部読むことはできるようになりました。
でも、書くのは苦手のようです。形を認識しているので、書けないわけではないようですが、書くことを非常に嫌がります。
「だって、むずかしいんだもん。」
最初からスラスラ書ける人なんていないよ~、練習しようよ~と言っても「むりだもん。できない」と言い返す始末。
ふと、「ひらがなだいぼうけん」に登場する「へのへのもへじ」が頭をよぎりました。お話の1つに「へのへのもへじ」の落書きが本の片隅にあり・・・と展開するものがあるのですが、それを読んだ際、娘が「ねぇ、「へのへのもへじ」って、なぁに?」とママさんに尋ねていたのを思い出したんです。
そこで。ホワイトボードを娘の前に置き、「へのへのもへじ」を描いてみせました。
「へ」「の」「へ」「の」「も」「へ」「じ」
「ほら、これが「へのへのもへじ」だよ。ママが書いたのは全部ひらがなだけど、並べたらお顔みたいになったでしょ」
娘は初めて対面する「へのへのもへじ」を見て、「へんなの~!」と笑いました。
興味は持ってくれたようです。
そこで続けて、「次は女の子だよ~」と言って、「へめへめくつも」を書きました(「め」の突き出しているところがまつ毛みたいに見えるので、女の子です)。
「わ~、おんなのこだぁ。かわいい~。わたしもかく~!」娘ものってきました。
ママさんもだんだん面白くなってきて、2人で色々なひらがなを組み合わせて、色々な顔を作ってみました。
「ににしへせ」などなど・・・結構面白い顔が出来上がりました。
(ちなみに、絵本の中にも色々な文字で作った顔が登場します。)
「字を書く」ということをとても嫌がっている娘ですが、こんな方法なら楽しくひらがなの練習ができそうです。
時々はこの方法で娘に字の練習をしてもらおう・・・と思っています。
※「カタカナダイボウケン」という、カタカナが主役の絵本も発売されています。ひらがなよりも先にこちらの絵本が我が家にやってきたのですが、この絵本のおかげで、全く覚えていなかった「カタカナ」が全部読めるようになりました。やっぱり書けないですけれどね。。
ひらがなだいぼうけん
著者:宮下 すずか | |
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カタカナダイボウケン
著者:宮下 すずか | |
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