「残像」であそびました:その2
「残像」であそびました:その1の続きです(というわけで、前置き省略します)。
娘が作りたいと思った「おともだちとおともだちがあえる(会える)」という仕掛けを作る方法を娘に理解させるため、折り紙を切って、棒に貼り付ける牛乳パックからはみ出さない程度の大きさのハート型を1つ作りました。
これを真ん中で半分に切って、片面の右側にハートの半分を、裏面の左側にもう半分を貼りつけました。
貼りつけた半分のハートは、割り箸を挟んでちょうど背中合わせになっている状態です。
割り箸をくるくる回せば、半分になっていたハートが元のハート型に戻ったように見えます。
前回作った「花が咲く木」と同じように、適当にお話をつけながら娘に見せてみました。
「半分だけのハートです。さみしいなぁ。。」
(裏返して)「半分だけのハートです。お友だち、いないかなぁ」
「では、このハートちゃん達を、ひとつのハートにしてあげましょう」
掌を擦り合わせるようにして割り箸をくるくる回すと、完全なハート型の残像が見えます。
「うわぁ、すご~い!どうやったの~?」
娘は前回とほぼ同じ反応でした。
「あのね、これが「お友だち同士が会える仕掛け」の作りかただよ」と、娘にハートを片面に寄せ、背中あわせに貼り合わせている仕掛けを見せ、「つまりは、これと同じようにお友だちの絵を描いたらいいんだよ」と説明しました。
「・・・?」
ママさん的には分かりやすくしたつもりでしたが、残念ながら娘には理解してもらえませんでした。。。
そこで、あらかじめママさんが作ったのと同じ仕掛け(ハートの半分づつを両面に貼ったもの)を作り、ハートを貼っていない側の箇所に絵を描いてもらうことにしました。
「えっと、ハートのよこにかけばいいの?でも、これでどうなるのぉ?ママがつくったみたいな、ハートつくりたいのに。。」
ママさんの指示に半信半疑の娘でしたが、しぶしぶ要求した通りの場所に絵を描いてくれました。
(娘)「かけた。」
(ママさん)「じゃあ、回してみて。素敵なことが起こるよ。」
(娘)「・・・?(まわしてみる)・・・!」
(ママさん)「どう?」
(娘)「おともだち、あえたよ~!!」
(ママさん)「よかったね。しかもお友だち2人がハートの中に入っているでしょ」
(娘)「うん!すご~い!すてき~!」
結局「どのようにすれば絵が合成されて見えるか」という理屈は理解できなかったようですが、自分が思っていた以上のものが作れて、娘は大満足していました。ママさんも、たまたま思いついた「ハートを半分にして貼る」という仕掛けが思った以上の効果を上げてくれたので大満足でした~。
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