« 「イクラ」と「サクラ」!?:絵が変わるオモチャ | トップページ | アメリカ人の知人へ贈る出産祝い »

2010年2月23日 (火)

アメリカ出張用のスーツケース

パパさんが約1年ぶりにアメリカ出張することになりました。そのために、スーツケースを新調しました。189772

前回(1年数か月前)アメリカに行った際には、(もう何年も前になりますが)新婚旅行の際に購入したスーツケースを持って行きました。新婚旅行後も数回しか使う機会のなかったカバンですから、まだまだ使えそうなものです。全く買い換える必要はなさそうでした。パパさんも当初は前回と同じくこれを使うつもりでいたようです。

ところが。
アメリカに行く日が近づいてくるにつれ、パパさんが「やっぱり、買い換えようかな・・・」と言うようになりました。その理由は、「TSAロック」の存在でした。

TSAロックとは「アメリカ国土安全保障省の運輸安全庁より認定を受けた鍵」(wiki参照)だそうです。
アメリカ国内の空港では、TSA係員が荷物の目視検査をすることになっているため、荷物には施錠しないように求められているらしく、もし施錠してあった場合は、鍵を壊して中身を確認されるようです。荷物検査は抜き取り検査らしいので、必ずしも「鍵をかけて預けたら壊される」ということはないようですが、万一鍵を壊されても保証は一切ないそうです・・・。鍵を壊してまで行う荷物の厳重なチェックは、安全な空の旅を保証するためには仕方のない処置、ということでしょうか。

ちなみに、ここ最近になって急にとられた処置ではなく、アメリカで起こった同時多発テロ(2003年)以来取られた処置のようですので、前回(1年数か月前)はたまたま抜き取り検査の対象とならなかったので鍵を壊されることがなかっただけだったみたいです。

しかし、鍵をかけずにスーツケースを預けるのは不安。。
そこで、前述の「TSAロック」が登場します。TSAロックでの施錠ならば、検査係員が特殊な合鍵を使って解錠できるそうで、鍵を壊されることなく検査され、検査終了後は元の状態に施錠もしてくれるらしいです(たまに施錠を忘れられることもあるようですが)。

「短期間とはいえ、スーツケースの鍵を壊されたままアメリカに滞在するのはさすがにイヤだ」という理由で、急遽購入したスーツケース。オンラインショップで注文して数日で我が家に届けられました。

娘はスーツケースを見るなり、「なに?これ!?」と興味津々でした。
家に置いているスーツケースは、普段クローゼットの奥にしまいこんでいるため、こんなカバンが存在するということさえも娘は初めて知ったので、大興奮!だったのです。

パパさんが取っ手の部分を伸ばしてみせると
娘は「うわ~、すご~い!どうやってのばすの」と尋ね、すぐにやり方を習得して何度もカシャカシャ伸び縮みさせたり、
パパさんが取っ手を持ってスーツケースを引きずってみると
娘は「わ~、うごくんだぁ!」と言って、家の中をゴロゴロゴロ。。

しまいには、上に登ろうとしたり。。大変な騒ぎになってしまいました。

安全、安心な旅のために、と購入したスーツケースですが、出発前に娘によって壊されてしまうかもしれません。。
TSAのチェックよりも、警戒すべきは娘のパワーでした。あ~、大丈夫かなぁ。。

|

« 「イクラ」と「サクラ」!?:絵が変わるオモチャ | トップページ | アメリカ人の知人へ贈る出産祝い »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アメリカ出張用のスーツケース:

« 「イクラ」と「サクラ」!?:絵が変わるオモチャ | トップページ | アメリカ人の知人へ贈る出産祝い »