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2010年3月27日 (土)

オススメ!県民性マンガ

今日は育児とも工作とも関連のない話です。
最近読んだ本のオススメ話です。

その本とは、県民性マンガ「うちのトコでは」/もぐら著(飛鳥新社)です。全編漫画です。

漫画に登場するキャラは、47人+αと、とっても多いのですが、これは、全国47都道府県がそれぞれ1つずつのキャラに置き換えられているからです(兵庫県だけは例外で、地域ごとに5人に分けられています。だから+α)。
このキャラクターたちによるキャラクター(県民性)紹介、また他県との関係性をテーマに描かれた4コマ漫画が盛りだくさん掲載されています。

今、テレビ等でも県民性を扱ったものが人気のようですが(ケンミンショーなど)、ひとつの都道府県がひとつのキャラクターで表現するという点がとっても面白く、特に他県との関係性は読んでいて「なるほど、その通りかも~」と納得&苦笑できる内容です。

おそらく、生まれも育ちもずっと同じ場所・・・という方よりも、故郷を離れて別の土地で住んでいる方、色々な場所に移り住んだ経験のある方、色々な場所に出かける方、色々な地方出身の友人・知人が多い方、のほうが楽しめると思います。
ママさんも現在、故郷を離れて別の土地で生活している上、パパさんはママさんとは違う場所の出身なので、自分の地元のことも、パパさんの地元のことも、そして今住んでいる徳島のことも、「あ、そんな感じかも~」と納得したり、笑ったりして楽しみました。

そして、この本の一番のオススメポイントは、後半に掲載されている「特別読み切り・夢の架け橋」です。

「夢の架け橋」は、本州と四国を繋ぐ3本のルート(橋)の建設に関する話です。
ママさんが徳島で暮らし始めた頃には、このルートは既に完成した後だったので、建設に至った経緯や、なぜ3つもルートがあるのかという理由も全く知りませんでした。

よく、「四国に橋が3本も架かっているのは公共事業費の無駄遣い」と言われますが・・・ママさんも正直なところ、同じように思っていました。
でも、この本を読み、「色々な想いが詰まって完成したライフライン」だという面もあることを知り、今はその考えを改めました。

漫画なので、ストーリー展開重視の部分もあるとは思いますが(何せ、一都道府県一キャラで表現されてますし)、建設に至るまでには色々な政治的背景や事件(事故)があったことを知りました。すごいドラマです。
ラストは感動して・・・軽く泣いてしまいました(ハハハ(汗))。

前半は軽く、楽しい内容、後半は感動のストーリーが楽しめるこの本。オススメです。
ご興味を持たれたら、是非書店で手にとって見てください~。

 

うちのトコでは

著者:もぐら

うちのトコでは

 

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