こいのぼりのかざぐるま
昨日ご紹介した「ずっと泳いでいるこいのぼり」の続きのお話です。
朝、ママさんが起きると、一足お先に起きていたパパさんから
「こいのぼり、できたんだね。でも、かざぐるまが無いよ」と言われました。
「え~?かざぐるま?」
確かに、ママさんが作ったのは「コイ」だけで、その他の飾りは一切作っていませんでした。
「でも、こいのぼりがこんなに大きいんだし(長さ50cmのコイが2匹並ぶと、狭い部屋の中では結構な迫力です)、要らないんじゃないの?」とパパさんに返すと、
パパさんは、「うん。大人的にはこれでいいと思うけど、何か言いそうな気がするなぁ(娘が)」と言いました。
そしてしばらくして娘が起きてきました。
まだ半分寝ぼけている娘に、ママさんは「こいのぼり、出来たよ、見て!」と言うと、娘は「う・・・ん」とうなりながらママさんが指差したほうを見て「わっ、かわいい~」と喜びの声をあげました。
が、一瞬間を空けた後、続けて「かざぐるまがない~!」と言いました。
それを聞いたパパさんは、クスッと笑いながら「やっぱり、ね」、とママさんだけに聞こえるような小さな声で言いました。
(娘)「ママ、これ(こいのぼり)、わたしがねているあいだにつくったの?」
(ママさん)「うん、そうだよ」
(娘)「じゃあ、こんどはねているあいだに「かざぐるま」つくってね。あした、わたしがおきるまでにつくっておいてね。かざぐるまは、やっぱり「あか」がいいよねぇ。」
(ママさん)「・・・。」
そして夜。
ママさんは娘を寝かしつけてから、かざぐるまを作りました。
とにかく簡単に、簡単に。と考えて、材料は紙皿を使うことにしました。
紙皿に切れ込みを入れて、適当に折って羽根を作り、カラーテープやマジックで飾りをつけました(「あか」という色指定があったので、赤色メインです)。
この中心に穴を開け、モールを通し、トイレットペーパーの芯に固定しました。なお、ちゃんとかざぐるまが回るように、かざぐるまとトイレットペーパーの芯、そしてかざぐるまの先の部分にはストローを入れました(こうして接点に少し隙間を開ければ回ります)。
トイレットペーパーの芯は、こいのぼりを固定するのに使用したラップの芯よりも少し太いので、スポッと被せれば、設置完了~。
「ない」と言われたかざぐるまも取り付けたので、これでこそ、こいのぼりの完成!です。
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翌朝。娘は完成したかざぐるまを見て、「うん、かわいい」と言っていました。仕上がりに納得してくれたようで、努力は報われました~。よかった、よかった。
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