パパパン・ママパン・娘パン

今日は父の日。
娘は朝飛び起きて、パパさんのために用意し、隠していたプレゼントをそそくさと取り出し、
「パパ、いつもありがとう！」と言いながら手渡しました。
プレゼントは、すでにご紹介した手作りキーホルダーと、娘が保育園で描いたというパパさんの絵でした。

パパさんは嬉しそうに「やぁ、上手に描けているなぁ。それから、このビーズ、頑張って作っていたもんなぁ」などと娘に声をかけていました。
娘の感謝の気持ちが伝わったかな？よかったね！

さて。
我が家では、休日はパパさんが食事作りを担当してくれているのですが、父の日くらいはパパさんにお休みしてもらおう、と、娘とママさんでパンを作ることにしました。
作るのはズバリ「パパパン」。パパさんの顔のパンです。
こちらもプレゼント同様、数日前から準備していた（計画だけは・・）のですが、きっかけとなったのは、先日初参加させていただいた子供向けお料理教室「キッズクッキング」を主催されている田中美和先生が、父の日に合わせて「パパ☆パン教室」を開催される（6月19日（土）でした）という告知を見たことでした。

「わたしも、パパのかおのパン、つくりた～い！」と娘が言うので、教室に参加することも考えましたが、残念ながら用事があったために参加できず、家で作ることにしたのでした。

ママさんが材料をはかって捏ねて、生地を発酵させている間に、娘にどんなパンを作りたいのかを確認しました。
（ママさん：以下「マ」）「大きさは？」　（娘）「え～？ふつう。」
（マ）「普通って？」　（娘）「おおきくもなく、ちいさくもないくらい」
（マ）「・・・いつも作っているパンくらいかな？」　（娘）「うん！それくらい。」
（マ）「じゃあ、何個か作れるね。どんな形にする？」　（娘）「ハート！」
（マ）「パパの顔作るんでしょ？！」　（娘）「あ、そうだった・・。じゃあ、かお～！」

・・・とこんなやり取りを続け、パパさんの顔だけではなくて、娘とママさんの顔パンも作ること、残りの生地でハート型のパンを作ること、に決め、一緒に成形作業をしました。

ママさんは顔の輪郭、髪の部分を担当し、娘は顔のパーツ作りを担当しました。
娘にとっては、この作業は粘土遊びの感覚だったのか、上手に生地をちぎって小さく丸めたり伸ばしたりしながら目、鼻、口、まゆげ、ほっぺ・・・などをつけていました。思っていた以上に上手にできていたので、感心しちゃいました～。

この後、残りの生地で作ったハートパン等も一緒に焼き上げ、パンが出来上がりました。
焼き上がりを見た娘が、「どれがだれだか、わかんな～い！」と言って笑っていましたが・・・左から娘パン、パパパン、ママパンです。実際、忠実に再現できたのは顔の輪郭だけです（汗）が、ママさんはなかなかの出来だと思うんですけれどね～。
（プレゼントされたパパさんは「上手にできたねぇ」と喜んで、一眼レフカメラで撮影してました。）

このパン、ママさんが作ったスープと一緒に夕飯時に美味しくみんなで食べました
実はスープ作りに気をとられていたため、少々焼き過ぎてしまい、表面がサクサク食感になってしまったのですが・・・パパさんも娘もたくさん食べてくれました。よかったです