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2010年6月13日 (日)

パクパクからす

先日ご紹介したきりがみ遊びの本、「親子で楽しむ きりがみずかん」(大原まゆみ著/学習教育出版)を一人で広げて見ていた娘が、「ねぇママ、これつくってぇ」とページを広げたままママさんの元にやってきました。

何を作れというのかと思いながらそのページを見ると、載っていたのは「パクパクからす」というおもちゃでした。折りたたんだ紙を開いたり閉じたりすると、子ガラスたちが口をパクパク動かすという仕組みのおもちゃです。

確かに面白いおもちゃなのですが・・・これと同じようなものをママさんは何度も作ったことがあります(こちらでご紹介した「赤ちゃん向けのピヨピヨカード」はそのうちのひとつです)。
ただ本で紹介されているものは、今までのものとは作り方は少々異なります。いつもは二つ折りにした紙に切れ込みを入れ、折り目をつけてくちばしを作っていたのが、くちばしは別紙で作り、本体に貼り付けるのです。
でも。作る側に違いはあっても、遊ぶ側には違いなし。しかも近頃娘は、この遊びは赤ちゃんのものだと感じるのか、あまり興味を示さなくなっていたところなのです。

(ママさん:以下マ)「ねぇ、本当に作って欲しいの?」
(娘)「うんっ!」
(マ)「ホントに?」
(娘)「うん、ほしい!」
(マ)「え~?ホントにぃ?」
(娘)「ほしいんだもんっ!」

このやり取りを散々繰り返した挙句、まぁ難しいものでもないので作ってあげることにしました。

195012材料は色画用紙(本体用にB4サイズ1枚、くちばし用に少々)です。

まずは本体を作ります。色画用紙を半分に折り、それをまた半分に折って、屏風状に畳みます。これをハサミでカラスの形(?)に切り、さらにカッターで目や羽根などのパーツも切り抜きます。

次にくちばしを作ります(※作り方は本に書かれているのとは194992少々異なりますが、出来上がりは同じ(だと思います)です)。
菱形に切った画用紙(長方形に切った画用紙を4つに折り重ねて、対角線で斜めに切り落とすと簡単に作れます)を縦半分に折り、写真のように真ん中の線に合わせて折って折り癖をつけます。

これを広げてくちばしのように折りたたんだものを本体に貼り付けたらできあがりです。
195032 (※折りたたむ作業は、難しくはないのですが、イメージがあったほうが作りやすいと思います。是非前出の本をご参照くださいね。)

なお、今回は娘のリクエストもあり、本の通りにくちばしを別紙で折って作りましたが、本体の紙に切れ込みを入れ、折り目をつけてくちばしを作るほうが簡単だと思います。

出来上がった子ガラスを「出来たよ」と娘に渡すと、「わ~ママ、ありがとう」と感謝の意を表したのもつかの間、1分も経たないうちに「これ、いらない」と言いました。
その理由は「ほんにのっているのよりも、かわいくないから」。
あんまりだ~!!!

せっかく作ったのに、娘に要らないと言われた子ガラスたち。かわいそうなので貰い手を探すことにします。

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