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2010年8月24日 (火)

「ほおずき?しらな~い」

昨日に引き続き、過ぎ去った夏休みの報告です。

パパさんの実家は農家です。お米の他、畑では色々な野菜が育っています。
実家から自宅に戻る前日の夜、おばあちゃんが「明日、どんな野菜を持って帰る?」と娘に尋ねました。

が、娘は野菜が苦手。
「トマトは?」と言われると「イヤ。いらない」
「ピーマンは?」「たべない」
「ナスは?」「う~ん・・・」
「キュウリは?」「ちょっとだけならたべる」
と、こんな調子。ジャガイモ、玉ねぎ、カボチャだけ頂くことにしました。

「あ、そうそう、ホオズキの実がなっていたわ。あれ、持って帰る?」とおばあちゃん。
「え、ホオズキなんて、懐かしい!」とママさんが返事して、しばしホオズキ談義をしました。
じっと2人の聞いていた娘。しばらくして「ほおずきって、なに?しらなーい」と言いました。
それを聞いたおばあちゃん、「じゃ明日、ホオズキ採ってきてあげるわ」と喜んでいました。

17752翌日。初めて「ホオズキ」とご対面した娘は、不思議そうな顔でその姿を見ていました。
「その袋を破いたら、中に実が入っていて、それで遊ぶんだよ」と言っても、触ろうともしませんでした。なので、ママさんが見本。1個つまんで袋を破き、中の実を見せてあげると「わぁ」と小さな歓声をあげ、顔を輝かせました。
そして娘もようやく挑戦。実を見つけてニコッと笑い、ホオズキを握りしめて帰路につきました。

17762 さて、自宅について早速娘は「ねぇ、この「み」、どうやったらあそべるの?」と言いました。
「あ~、実をもんでやわらかくして、中身を出してから遊ぶんだよ」と言うと、「わかんんない。やって」・・・と。
荷解きも終わっていませんでしたが、片づけは後回しにし、ウン十年ぶりにトライしてみました。

17772 実をもんで、実の付け根の穴から中身をひたすら搾りだし・・て、水で洗い、きれいに「皮だけ」の状態にしました。
フ~ッと息を吹き込んで、丸く膨らませ、「はい」と娘に手渡し、「これを口に入れて、笛にして遊ぶのよ」(でも、ママさんはできた記憶がありません)と言いましたが、娘は「フーン」と言っただけ。
見たことのないものを口に入れるのはイヤだったのか・・・
ホオズキたちは床に放置され、不要なモノとなってしまいました。

17742あ~あ、ママさんが小さい頃は夢中で実を搾り出して遊んでいたんだけれどなぁ。。ちょっと哀愁漂わせながら、遊んでもらえないホオズキたちを片付けました。

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