アメリカへのお土産・折り紙箸袋

お盆休み明けからパパさんがアメリカに出張しました。約半年ぶりの渡米です。

荷造りしているパパさんに「今回はお土産に何持っていくの？」とママさんが訪ねると、「あぁ、どこか途中で買うよ」との返事。
「だったら、また何か作ってあげようか？」と言うと「別に。要らない」とつれない返事が返ってきました。。

これまでパパさんがアメリカ出張する際には、ママさんが折り紙で色々作り、「会話のきっかけになるよ！」と言ってパパさんに無理やり持たせていました。
最初は手裏剣と、はばたく鳥を折って、前回はちょうど出産を控えた方がいるということで、出産祝いを兼ねて壁飾りを作りました。

帰国後のパパさんからはいつも「お土産は好評だった」と聞かされていたので、ママさんは気をよくしていたのですが・・・。
パパさんに手作り土産を断られたものの引き下がる気になれず（負けず嫌いな性格なもので）、パパさんに隠れてこっそりと・・・箸袋を作りました。 

この箸袋、創作折り紙作家・山田勝久さんのHP「おりがみ畑のおりがみ教室」で紹介されている「ハートの箸袋」です。
自宅使用のために、これまで何度か作ったことがあります。娘のお気に入りで、彼女は「ハートのおはしいれ」と呼んで、喜んで使っています。
ただ、いつもはペラペラの折り紙で作っていますが、お土産用なので、今回はちょっと丈夫な両面折り紙で作ってみました。
（余談ですが、山田勝久さんのHPには、この他にも色々な「すごい！」折り紙の折り方が紹介されています。折り紙好きな方にとってもオススメなサイトです。）

そしてアメリカ出発前日。
「パパさん、これアメリカに持っていってね」とママさんが箸袋を渡すと、パパさんはしばし無言でした。そして、「アメリカに箸、無いから」と。
まぁ、確かにそれはごもっともな意見。だったら、割り箸も袋にセットしていけばいい、と提案したのですが、少々渋い顔。。でも、家で使われていなかった頂き物の塗り箸セットと一緒に、ごそごそと荷物の中に入れてくれました。

さて。箸袋の運命やいかに。。
パパさんが出張中、頭の端っこでは「箸袋の行方」がずっと気にかかっていました。
なので、約10日間の出張を終えたパパさんを出迎えてすぐに、「ねぇ、あの箸袋、どうした？」と尋ねました。
すると、パパさんはあっさりと「あぁ、渡したよ」との返事。
そうじゃなくって・・・やっぱり使い方が分からなかった？とか、喜ばれた？とか、何かないの？と聞くと、
「喜んでくれたよ。使い方は、持って行った箸を使って説明したし」、だそうで。

よかったです、喜んでいただいて。
さて、次回は何を作ろっかなぁ～　（「今度こそ要らない！」ってパパさんの声が聞こえてきそうですが（笑）。）