
冬休み中、実家に帰省した際に見つけたパーティ用の三角帽子を使い、ボール飛ばしマシーンを作りました。三角帽子の口の部分にボールを置き、先につけたストローを引っぱって離すと、ボールが飛ぶマシーンです。
使わなくなったパーティグッズを有効活用できた!と思ったのですが・・・
肝心のボール(チラシを丸めて作ったもの)が、輪ゴムの隙間をすり抜けてマシーンの奥に入り込んでしまい、飛ばせなくなる(ことがある)という難点があったため、子供たちはあまり遊んでくれませんでした。
・・・悔しかったママさんは密かにリベンジを企んでいました。
とにかくボールがマシーンに潜らないようにしよう、と思いましたが、ボールを乗せる面に何かをくっつけると、動力となるゴムが十分に伸ばすことができなくなり、飛ばす力が弱くなりました。
そこで発想を転換し、マシーンに潜ってしまわないようなものを飛ばすようにしてみようと、試しにプラスチック製のヨーグルトの空き容器をマシーンに入れて飛ばしてみました。ヨーグルトカップならば、輪ゴムの隙間から奥に入り込んでしまうことはない大きさですし、軽いのでよく飛びそうです。
「ぴよ~ん」予想通り、よく飛びました。
ただ、プラスチック製なので、床に落ちたときにカラカラとうるさい音がしました。もしかしたら、何回か飛ばすと割れてしまうかもしれません。
そこで、ヨーグルトカップを紙コップに置き換えることにしました。
(紙製のヨーグルトカップがあれば、それで充分だったかもしれないですが、あいにくストックしていませんでした。)
紙コップを切ってヨーグルトカップくらいの大きさにしよう、とハサミを入れたとき、ちょっとイタズラ心が芽生えました。結局、6か所切り込みを入れて、その箇所を少しずつ斜めに折ってみました。
逆さまにしてみると、なんだかタコみたいな形になりました。
その成り行きを見守っていた娘は、「わー、たこだぁ。たこ、たこ。どーするの、このたこ」と喜び(?)ました。
そこで、マジックで顔を描いてみることにしました。もちろんタコの顔を描くつもりだったのですが、娘が「わたしのかおにして~」と言うので、娘の言われるがまま、タコらしさが全くない顔を描きました。
「もう1こ、ママたこさんがいるね~」と言うので、同じものをもう1つ作り、今度はママさんに似せた顔を描きました。
こうしてできあがった紙コップ製タコたち。三角帽子のマシーンの先に、頭(紙コップの底)を下にしてそっと乗せ、ゴムを引いて見ると、「ぴょ~ん」飛びました。「飛ぶ」というよりは「跳ぶ」が正しい動きですが。。
そして、偶然ですが、足を下にしてタコが立ちました。
そこで「じゃあ、タコを立てられた人が勝ち!」飛ばすよりも立てることを目的に遊ぶことにしてみました。
「わ~、やるやる~!」娘もノリノリでタコ飛ばし(タコ立て?)を始めました。
ママさん、娘、のどちらが飛ばすということに関係なく、数回に一度くらいはタコを立てることができました。
偶然作ったタコですが、立つか、立たないか(立たないほうがかなり多いですが)・・・微妙なバランスで、ちょうどいい形のようです。
本来目指していたものとは違うものが出来上がりましたが、娘が喜ぶ遊び道具、そして遊びを発見!することができて満足しました。
最近のコメント